がんばれ大分トリニータブログ

今度はドイツ?またしても海外からトリニータを見守るブログ
ブンデスリーガ2部観戦 アイントラハト・フランクフルト対1860ミュンヘン
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昇格を前節決めたアイントラハトがホーム最終戦に凱旋です。
いつものように自宅前の路面電車でスタジアムへ。
今日はいつもとちょっと違いました。
もう、バス停(路面電車停というべき?)で既に数名のサポーターが。
そして、ビール飲んでる。みんなユニフォーム着て。

中央駅に近づく度にサポーターは増えて行き、中央駅周辺は、いつもと比べてもかなり多いサポーターの人たちが。
男は両手にビールを持ち、女性も子供もユニフォームにスカーフ。(ドイツではタオルマフラーをスカーフと呼んでいました。)

スタジアムに付く頃には路面電車は満員状態。朝の山手線。
降りると、人だらけ。飲んで、歌って。
そう、今日はお祭りだったのです。

1シーズン、出足で躓いて、一時は一部復帰は無理ではないかと言われていたのが、僕が引っ越してきた8月頃。そこから、一つ一つ戦い抜いてきて、前節決まった昇格。
チームの象徴は鷲。鷲たちがホームに凱旋です。

露天では昇格記念Tシャツ、スカーフなどが売られ(もち、非公式)いつもよりも飲んだくれてる人が多い。

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電車で見かけた高原オジさん。何故、今高原なのか聞きたい。

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スタジアム手前のガード下に屋台が出ていて、通行に支障をきたすくらい飲んだくれてる。
早くスタジアムに入れ、と言いたい。

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前回の試合でゴール裏で行われたコレオがマッチデーを飾っていた。
SGEという言葉は、アイントラハトスポーツクラブという意味で、まさにクラブそのものの言葉でした。

スタジアム周辺も異常な人出。いつも通り入念なボディチェックを受けると、昇格記念にドリンク無料券が配布されてた。このせいで、スタジアム内売店もエライ混雑。
そう、今日はお祭り。

中に入った瞬間にちょっと感動。
一目で分かる、スタジアム内が白と黒に色分けされている様子。
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各座席に、ビニール袋を荒々しく裂いて作ったポンチョ、明らかに手で丸めてあるコレオ用の紙。なんて書いてあるか分からないドイツ語の説明用紙が各席に置いてあった。
このおかげでスタジアムが白黒に彩られていた。
感動したのは、僕らの居るバックスタンド側は、広告看板もビニールで目隠ししていた。
この時点で、スタジアム全周を使ったコレオで、バックスタンドに文字か絵を浮かべる物と分かった。僕らの席は黒色のブロック。
この、広告を塞ぐ、という事の意味は少しでも本格的にサポーターをやった人ならきっと分かるはず。そして、ビニール袋、紙、切り裂いて、丸めて。全て僕らが手に入る物でやっている。
そして、荒々しく。そう、プロの仕事ではない。手作り。
簡単に考えてはいけない。このスタジアムは50800人の収容人員。そして、見渡した所、アウェイの僅かなスペース以外は全て黒か白のビニールが置いてある。
これは、どんなクラブにでも出来る事ではない。
スタジアムが満員にならなければならず、そして、情熱あるサポーターが相当人数いなくてはならない。100や200ではないはず。
昨日の雨で床はぬれていた。でも、ビニールと紙は濡れていなかった。
朝から、もしくは昨夜から夜を徹したのではないかと思う。
いつか、僕のクラブにもこんな日が来るのか、いや、100年続けばきっと来る。
見られるか分からないその日を思って、ちょっと感動。正直、震えた。

前日、1部のカイザースラウテンのホーム最終戦を観たが、1mmも心は動かなかった。
やはり、ドイツとはいえ、クラブ間に差はある。そして、住んでいる贔屓目を割り引いても、アイントラハトは最高だ。

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試合開始前には殆どの観客がポンチョを羽織り、スタジアムの特別な雰囲気の一部となった。
僕の席はアウェイ席に一番近いブロックだったので、ミュンヘンのサポーターがわずかに紛れ込み、青色を主張。これも、ちょっと分かる。

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僕がアウェイを主戦場にしていたこともあるので、アウェイのサポーターはいつも気にしている。1860ミュンヘンは、ミュンヘンに居て、バイエルンではなく、こちらを応援している人たち。それも、気持ちが分かる。なかなかの人数で、熱さもあった。
来シーズンはちょっと観に行ってみたい、気になる存在。
そして、彼らは入れ替え戦にわずかな蜘蛛の糸一本可能性を残していた。
今日は、勝つしかなく、また、3位〜5位の3チーム全てが負けない限り、可能性は潰える状態。
かなり、熱かった。

選手がアップを終え、恒例の選手紹介(ホームのみ)が終わり、後僅かで選手入場、という時に、スタジアムが震えはじめた。

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ホーム側では珍しい、発煙筒の煙が立ち込め出し、
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あっという間にモクモク。
そしてその煙の奥から。

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ビックフラッグが上から登場。
アイントラハトの象徴である鷲が描かれ、Eagles are back!
震えました。
試合後に訳あってこれに触れる機会があったのですが、素材はその辺にある白いビニールシートを荒々しく縫い合わせたもの。手作り。それに黒のスプレーのみで作成されていました。
完全手作り。この大きさで。

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美しい、このスタジアムは本当に美しい。
スタジアムと、観客、そしてクソ熱いサポーターが創る本当に美しい空間。

この後、今度はゴール裏以外のメイン、バックの観客が紙を広げ、コレオを展開。
僕らも紙を掲げたので写真はなし。
最初の写真が全体を写した写真です。
紙を掲げていないゴール裏が大きくうねったのが紙の隙間から見えて、また感動。
いつか、こういう時が大分にも来てほしい。本当にそう願った。
僕らがサポーターを始めた頃、数十名のゴール裏で、一生懸命いろいろやってた。
出来る事は限られていたし、コレオなんて、夢のまた夢だった。
スタジアムに人が居なかったから。
良く、当時の仲間と試合後に酒を飲みながらいつかスタジアムを青く染上げたいね、と言っていた。そいつは一人で旅に出て行った。
彼の夢は、数年後に実現し、スタジアムを青く染上げた。空も青かった。
そして今、僕は大分のゴール裏が創るコレオは大好き。想いのこもった素晴らしい物だと毎回思う。
次は、スタジアム全てを包むコレオをやりたい。それには、観客が必要。クラブを愛するもっともっと多くの観客が、サポーターが。スタジアムを包み込む観衆が。
でも、きっとできる。時間はかかるかもしれないけど。
いつか、このスタジアムのような、美しいスタジアムになる日を夢見て。

試合は、特別な雰囲気の中やはりアイントラハトは大奮闘。立ち上がりから攻め立てます。
だけど、初めて見たミュンヘンの守備の組織が素晴らしかった。
ラインを高く押し上げ、中盤を密集させ、縦のボールが入った瞬間に囲い込み、奪った瞬間にワイドに展開、中盤は驚きの運動量で、攻守の連動も完璧。正直、2部で見たチームの中で最も組織的。なぜこの順位か分からない。
アイントラハトは、CFの18番君が、足は速いし、身体能力は凄そうなんだけど、ボールタッチがラフなので、あっという間にプレスの餌食になり、前線にポイントが作れず苦戦。
ショートカウンターからピンチを食らっていた。

そうこうしているうちに、立て続けに失点。あっという間に0−2に。

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奴らを忘れてはいけません。
もう後の無い中、上位相手のアウェイゲームで先制。多いに盛り上がり中。
お約束の如く燃えていました。

試合は、アイントラハトも良く修正し、激しいプレスをかいくぐってチャンスを何度か作りましたが、これもミュンヘンのGKのスーパーセーブで得点できず。
試合終盤にカウンターをファウルで止めたフランクの選手が一発退場、残念ながら0−2で敗退。

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あーあ、と思っていたら、お祭りはここからでした。
試合終了のホイッスルが吹かれた次の瞬間。

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あっという間に決壊。なだれ込むサポーター。お祭りの開幕。
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どこを目指して走ってるのか?お祭り拡大中。
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そう、僕らの横はアウェイ側でした。
奮闘叶わず、上位が勝ち点を挙げたため、来期も2部が決まったミュンヘンの皆様にご挨拶です。
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速攻、警官隊が突入。美しいDFラインが引かれます。でもラインは低め。


んで、ちょっとした小競り合いが起きて。。。
ウズウズウズ…。
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太めのアジア人がお祭りに参加。

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ビックフラッグもピッチをぐるぐる。ホントに楽しいお祭りでした。
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あーあ、ゴールは使えないだろうなぁ…。まいっか、今シーズンもう試合ないし。

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最後はこんな感じで。搬入ゲートが出口になってました。

いや、しかし、最高にバカで熱くてバカなサポーター共です。
決してお行儀は良くないし、褒められたもんじゃないでしょうけど、好き。
良い街に引っ越してきました。来年は年チケですね。

同時刻に行われた2部の試合結果で、フォルトナ・デュッセルドルフが入れ替え戦王手をかけました。
もう1チーム注目していたザンクトパウリはドレスデンに勝てず、非常に苦しくなりました。
争っているもうひとつのパダボンを最終節ホームで叩き、デュッセルドルフの結果を待つことになります。
でも、きっと奇跡はある。そう信じて、最終節、ザンクトパウリの聖地へ。
ハンブルグへ行ってきます。
彼らが奇跡を手にする瞬間に立ち会いたい。
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