今日はスカパーでの生観戦でした。
気持ちのこもった、良い試合でした。
相手よりも走り、戦う。
これこそオレらの、大分のフットボールです。
もう何も結果は変わらないんだけど、戦い続けています。それで良いんです。
今日、ドームに来た人は、きっとこの試合を忘れないでしょう。
ゴール裏で共に戦った仲間たちの胸には、またひとつ年輪が刻まれます。
その積み重ねがクラブの歴史になるのです。
クラブは今苦境に立たされています。
過去、いくつものチームが同じような苦境に立たされました。
存続出来るか、否か。それは、地域がクラブを必要としているかの一点にかかっています。
大分のような、大企業の後ろ盾の無いチームは、地元が必要としなくなれば存続は不可能です。
でも、裏を返せば、大分の人が必要だと思い、行動しさえすれば、存続出来るのです。
決めるのは大企業のお偉方ではない。
大分にトリニータは必要ないですか?
必要だと思います。
地方に夢は必要ありませんか?
必要です。絶対に。
これからクラブは生き残る為に大きな痛みを受けるでしょう。
契約出来ない選手も出てくるし、思うようにはいかないかもしれません。
大分にクラブが必要だと形を見せましょう。
多くの観客をスタジアムに集めましょう。クラブが必要だと意思表示しましょう。
遠く離れていると、何も出来ない。非常に歯がゆい。
でも、僕は大分の仲間を信じています。みんなの判断を支持します。
大分にクラブを残す為に、サポーターが何をできるのか?
僕は行けませんが、みんなで意見をぶつけ合って下さい。
サポーターカンファレンス退任した社長に付いては、こうなってしまった以上当然の事だし、頭に来る事もたくさんありました。
ただ、大分にフットボールクラブを興した事、この一点だけは感謝してもしきれません。
一回だけ言います。ありがとうございました。
僕は大学進学で東京に出て来てから10年間の間、家族も一緒に東京に移った事もあり、一度も大分に帰りませんでした。
一度大分の地を発ち、次に帰って来たのは母の納骨の時でした。
僕に取って”大分”は、忌み嫌っていた訳では無いけど、誇る物でもありませんでした。
そんな僕が、今では大分を誇りに日々を過ごしています。
誇れる物を持つ僕は、幸せだと思います。